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2016年沖縄の音楽シーンを知るためのオススメ5選 その2

多くのミュージシャンが生まれる沖縄では、今も続々と新しい音楽が生み出され続けています。そこで、RQ+編集部は、注目のアーティストをピックアップ。沖縄で最近発表されたばかりの新曲を集めてみました。元気いっぱいのアッパーなサウンドから、沖縄ならではの癒やし系サウンドまでジャンルもスタイルも様々ですが、どこか南国の薫りが感じられるのではないでしょうか。ぜひとも、「新しい沖縄音楽」を体感してみてください。

1. Sky’s The Limit“ Only Human feat. K”

 
シンガーソングライター・Kの名バラードを、本家を交えて披露するのは、早くもネクストブレイクの呼び声も高い男性4人組コーラス・グループSky’s The Limit。オーディション番組「X FACTOR OKINAWA JAPAN」に応募した4人が番組内で集められ、見事グランプリを獲ったというストーリーはもちろんですが、それぞれの個性が一体となったハーモニーは絶品。そして2016年8月、彼らはこの曲でメジャー・デビューを果たします。


2. Stuv9(スタブナイン)“ペダル“

 
元々オーディション番組「X FACTOR OKINAWA JAPAN」から生まれた、R3(アールスリー)という男女3人組ユニット。LISA、MAKOTO、HOMAREの3人でしばらく活動していましたが、LISAの脱退を機にNANAMIを迎えてStuv9として再始動しました。3人がリード・ヴォーカルを取れる実力を持ち、一曲の中で歌いまわしていくスタイルが新鮮で、CMソングなどメディアでの露出も増大中。この曲は、リオデジャネイロ五輪に出場する沖縄県出身のロードレーサー内間康平選手に向けたエールソングとなっています。


3. Civilian Skunk“ReSTART”

 
ORANGE RANGE、HY、モンパチ、かりゆし58と、数年ごとにロック・バンドが沖縄からブレイクしていますが、次に続くのは彼らじゃないかといわれているのが、シベスカことシベリアンスカンク(Civilian Skunk)。年間100本を越えるライブをしたこともあるシベスカは、平均年齢22歳の4人組バンド。沖縄を拠点に日本各地をはじめ、台湾での活動など、沖縄から世界へ向けて勢力的に活動中です。メジャー・デビュー後には、レーベルを自身で立ち上げセルフ・プロデュースに挑戦。まさにリスタートにふさわしい、スケール感の大きなロック・ナンバーを披露してくれます。


4. CHOUJI, NAGAHIDE, SHOW☆RI, LEO“アソビノクセニ”

 
ライブハウスやクラブも多い沖縄では、ヒップホップ・シーンも盛り上がっており、その中でも勢いのある4人が集まって作られたのがこの曲“アソビノクセニ”。ウクレレをフィーチャーしたアイランド・レゲエ風のバックトラックに乗せて、ゆるい歌とラップが繰り広げられ、まさにオリジナルな「沖縄スタイル」を感じることが出来ます。彼らの周りには、ヒップホップやレゲエだけでなく、ハードコアのバンドがいたりして、かなり面白いミクスチャーなシーンが展開されていきそうな予感です。


5. 銀天団“圧倒的なパワー”

 
コザ(沖縄市)を拠点にする5人組のエクスペリメンタル・ダブバンド、銀天団。レゲエやダブをベースにエレクトロニカやノイズ・ミュージックなどを取り入れた実験的な音作りが特徴で,5月には1stアルバムを発表したばかり。沖縄らしい開放感とは無縁な音ではありますが、ファットでスペイシーなビートやシンセのキラキラとした装飾音は、クラブや夜の海で聴くとハマりそう。独自の世界観が広がるサウンドは、日本だけでなく海外でも通用しそうな音楽です。

 

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