2/25(土)に、国立劇場おきなわにて、組踊公演「父子忠臣の巻」(ふしちゅうしんのまき)が開催される。
闇討ちにされた主君の仇を討つべく、離散した忠臣らが恩納山で集結し戦う仇討物のストーリー。
軽快な曲が多く、手に汗握る迫力の舞台が展開される。
特に若按司を背負った山城の比屋の、長刀を手にダイナミックに立ち回る場面は必見。
また、父子の感動的な再会や、軽妙な道行の踊りなど、変化に富んだ構成で見どころ多い本作品を楽しんでほしい。
-演目-
【第一部】琉球舞踊
天川/高嶺美和子
江佐節/石川直也
柳/根路銘広美
高平良万歳/仲本ひろみ
野原エリサ
醜童/新垣江里子
新垣麻里子
仲宗根弘将
西野夏紀
【第二部】組踊「父子忠臣の巻」
立方指導/島袋光晴
地謡指導/比嘉康春
【あらすじ】
知勇兼備で知られる糸数の按司は、妻の誕生祝いの席で、束辺名の按司に闇討ちにされてしまう。糸数の按司の臣下山城の比屋は、遺された若按司をかくまって落ち延びていたが、束辺名の按司が恩納山にいのしし狩りに出ると聞きつけ、仇を討つべく若按司とともに山に登る。同じ時、山城の父で、隠居していた兼元大主も、かつての主君糸数の按司の仇討にと恩納山に登った。山中で再会を果たした父子は、そこで共に待ち伏せ、束辺名一行がやってきたところを首尾良く迎え撃つのだった。
[配役]
束辺名の按司/宇座仁一
福地大主/真境名律弘
兼元大主/平田智之
糸数の按司/親泊久玄
山城の比屋/神谷武史
踊り子一/宮城茂雄
踊り子二/玉城匠
草切/大湾三瑠
供一/石川直也
供二/山入端實
供三/天願雄一
御子・若按司/神谷心乃香
きやうちやこ持ち/翁長俊輔
[地謡]
(第一部)
歌三線/末吉政利
宇栄原宗勝
喜瀬学
(第二部)
歌三線/仲村渠達也
喜納吏一
仲尾勝成
(一部・二部共通)
箏/赤嶺和子
笛/金城裕幸
胡弓/運天伊作
太鼓/宇座嘉憲
※演目、出演者等は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
Event
- 開催日
- 2017年02月25日
- 開催時間
- 開演14:00
- チケット(入場料)
- 一般3,100円 友の会会員2,480円
大学生2,000円 高校生以下1,000円 - 主催
- 国立劇場おきなわ
- イベント会場
- 国立劇場おきなわ
- イベント会場住所
- 沖縄県浦添市勢理客4-14-1
- 問い合わせ
- 098-871-3350(10:00~17:30)
- イベントURL
- 組踊公演「父子忠臣の巻」