Event

2016.07.16

7月16日(土)、国立劇場おきなわにて、組踊「大城崩」が開催される。

組踊「大城崩(うふぐしくくじり)」は、「万歳敵討」「義臣物語」と並び田里朝直の三番と称され、1756年尚穆王の冊封の式典が初演とされる作品。あわや敵討の犠牲になろうとする我が子のため、必死に命乞いをする母親の深い情愛を描き、敵討の闇に光を照らす。「崩れ物」の傑作を堪能してほしい。

-演目-

【第一部】琉球舞踊

「四つ竹」/山内望・山内歩・川満俊祐・山田直季
「早口説」/新垣悟
「高平良万歳」/仲程めぐみ・仲宗根千秋
「道輪口説」/東江裕吉
「取納奉行」/皆川律子

【第二部】組踊「大城崩」
立方指導/島袋光尋 地謡指導/照屋勝義

【あらすじ】
島尻大里の按司は欲心から大城城を攻め滅ぼした。父である大城按司を殺された大城の若按司は、大城按司の守役である外間の子や鮫川按司と力を合わせ敵の大里按司を討ち、見事敵討を果たす。やがて、行方をくらましていた大里按司の二人の息子を探し出し、捕らえ、まさに馬天の浜で処刑しようとするその時、大里按司の妻と乳母が駆けつけ「敵討ちは終わったはずなのに、子どもを殺して新たな罪をつくるのですか」と訴える。

【配役】
大城若按司/金城真次
外間の子/親泊久玄
供/前當正雄
供/山入端實
虎千代/上原信次
金松/宇良佳祐
大里の按司をなぢやら/大湾三瑠
乳母/真境名律弘
草切/儀保政彦
きやうちやこ持/佐渡山開

【地謡】
(第一部)
歌三線/島袋功・崎濱秀貴・仲村渠達也
箏/仲嶺貞夫
笛/中村昌成
胡弓/崎原盛勇
太鼓/福原敬

(第二部)
歌三線/糸数昌治・銘苅盛隆・新地孝一
箏/仲嶺貞夫
笛/中村昌成
胡弓/崎原盛勇
太鼓/福原敬

※演目、出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

Event

開催日
2016年07月16日
開催時間
開演14:00
チケット(入場料)
一般3,100円 友の会会員2,480円
大学生2,000円 高校生以下1,000円
主催
国立劇場おきなわ
イベント会場
国立劇場おきなわ
イベント会場住所
沖縄県浦添市勢理客4-14-1
問い合わせ
098-871-3350 (10:00~17:30)
イベントURL
組踊公演「大城崩」
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