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『国立劇場おきなわ』は、沖縄伝統芸能の保存振興を図ることを主な目的として2004年に開場しました。那覇市に隣接した浦添市にそびえる、大きな竹籠の編み目に囲まれたような建物のデザインは、昔ながらの懐かしさと新しさが融合した佇まいで、訪れる人を迎えます。

建物内の大劇場・小劇場、資料展示室、劇場入り口は、それぞれ城郭の門を思わせる黒い扉で仕切られ、一歩足を踏み入れれば、琉球王朝時代のお城に迷い込んだような気分になるでしょう。

劇場では、ユネスコ無形文化遺産として知られる、能・狂言等を参考にして発展した伝統芸能の一種「組踊(くみおどり)」を中心とした公演が日々行われており、通常の公演以外にも「組踊鑑賞教室」などの企画や、初心者の方にもわかりやすいプログラム、また「組踊」に標準語字幕をつけるといった様々な試みがなされています。

伝統芸能の「趣」も「未来」も感じることができる、国立劇場おきなわ。沖縄の伝統芸能から文化まで存分に味わうことができる場所です。


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国立劇場おきなわ

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