2016.11.02〜2017.01.08
毎日、平敷兼七ギャラリーにて、「平敷兼七 二人展シリーズVol.4『イキモノ』石川直樹×平敷兼七」が開催される。
沖縄の写真家の代名詞として大きな足跡を残してきた故・平敷兼七と、
フォトグラファー及び冒険家としても世界中を旅する石川直樹の作品を展示する二人展。
平敷兼七の自宅でもあった個人ギャラリーでの展示となる。
11月7日(月)の19:00からは、石川直樹の他に伊藤俊治、タイラジュンを迎えて、
記念フォーラム「沖縄の内臓の震え」も行われる。
平敷兼七は、生涯をかけて沖縄を撮り続けた。石川直樹は、世界を知るために世界中を撮り続ける。二人は平敷の晩年に出会い、お互いを尊敬しあい交流を深めていく。「石川さんは世界を見て歩いているけど、ぼくは井の中の蛙。沖縄だけ。でも突き抜けていくと宇宙にも達するんだ」と、どもりながら話す平敷から、石川は小さな島から大きな世界を見つめ返し一つの中央ではなく無数の中心へと向かう姿勢を学ぶ。今回の二人展を相談するなかで、石川から「イキモノは?」という言葉が出た。写真家は人や、風景を撮る。同じように動物たちや、昆虫たちも撮る。私たちの住む世界は人以外の多くのイキモノも住む世界である。そんな当たり前の事実を私たちは忘れがちである。不意に現れた声なき者 とどう向き合ったのか?展示される写真は、言葉以前の世界と二人の写真家がイキモノとして出会ったドキュメントである。
Event
- 開催日
- 2016年11月02日〜2017年01月08日
- 開催時間
- 10:00~18:00 ※火曜定休
- チケット(入場料)
- 500円 ※高校生以下無料
- イベント会場
- 平敷兼七ギャラリー
- イベント会場住所
- 沖縄県浦添市城間1‐38‐6‐1F
- 問い合わせ
- 090-3792-8458(担当:とうま)
- イベントURL
- http://heshikiken7.ti-da.net/